お金を働かせるとはどういう意味か考えよう
働く、と聞くと多くの人は自分の体を動かすなどして仕事をすることと考えるのではないでしょうか。
確かに世間一般では自分が会社に行って自分が営業に出かける、事務仕事をするなどがいわゆる働くということでしょう。
しかしその一方で、お金を働かせるという考え方もあるのです。
お金は自分の意志で動くことはできず、人間が動かさなければなりません。
ところが近年、特にお金を働かせる方が自分が働くよりも大きなお金を得られると考える人も多くなっているのです。
では、お金を働かせるとはどういうことなのでしょうか。
簡単に言えば、投資をするということです。
投資と一口に言っても様々なものがあり、株式や不動産、投資信託やFXなどが挙げられます。
これらは実際に取り組んだことがないという人でも、名前やどういったものなのかくらいは知っている人もいるのではないでしょうか。
これらの中でもFXはあまり日本人に親しみがないとも言われていますが、最近では少額から手軽に始められる会社も見られます。
株式にしろ投資信託にしろ、自分のお金を使うことに変わりはありません。
しかし、体を使って働くことと決定的な違いがお金を働かせることにはあるのです。
それは、場合によっては損をしてしまうということです。
体を使って働けば基本的には毎月一定の給料を得られるでしょうが、お金を働かせると決まった額を毎月得られるわけではなく予想以上にお金が減るリスクが存在します。
例えばFXの場合、ドル円を買って数日保有していたがある時大きく下がり考えられないような含み損を抱えるケースも考えられます。
もちろん上手く運用できれば給料以上の利益を得られるかもしれませんが、投資というのはある程度のリスクがつきものだと言わざるを得ません。
じつはこのリスクが日本人には馴染みがないと言われていて、損をする可能性があるのならば預貯金や自宅にお金を眠らせておいた方が良いと考える人が多くいます。
しかし、お金を働かせることで運用次第ではより贅沢な生活を送れるかもしれない、ということは頭に入れておきましょう。