働くモチベーション、お金とやりがいどっちが大きい?

どのような職業でも働くことで、お金を得ることができます。
世の中の人の多くは生活していくために働いているとされていますが、その一方で仕事にやりがいを感じている人も少なくありません。
お金のために働く場合、その仕事に対するモチベーションはあまり大きくないかもしれません。
仕方なく働いている、お金を稼がないと生きていけないからという理由で働くケースが多く見られます。
そのような人は自身を抑制して無理やり仕事に向き合っているため、ある時急に緊張の糸が切れて精神的に参ってしまう可能性も出てきます。
そして、長期休養や退職を余儀なくされて人生設計が上手くいかなくなることもあるでしょう。
日本で言えば基本的に土日祝しか休みがなく、週5日の労働の疲労を2日だけで取り切れないと感じる人も多く、少しでも早くリタイアするために宝くじに夢を見る人も少なくないのです。
その反面、仕事にやりがいを感じる人も上述の通り存在します。
こうした人は、働くことを嫌と思わずむしろ休日に趣味などに時間を費やすよりも自分の仕事をしたくなることが多く、働いてお金をもらえるのは嬉しいがそれ以上に働くことにやりがい、生きがいを感じているわけです。
このように働くモチベーションとしてお金とやりがいの両者が対立していますが、人によって異なると言えるのです。
両者の対立を考える場合、どっちを取れば幸せになれるのかという議論が行われることがあります。
あなたはどう考えますか。
実はこれには正解がありません。
例えば家族を支えるために嫌な仕事を何十年を続けなければならない人にしてみれば、やりがいを求めて転職をするのはリスクが伴いますし転職に失敗すれば路頭に迷うこともあるでしょう。
やりがいを求めるのであれば給料など二の次で、とにかく自分のやりたい仕事を探して安い給料でかつかつの生活を送ることも厭わないケースもあるでしょう。
いずれにしても、働くモチベーションは自分だけでなく家族など身の回りのことも考えなければなりません。